2009-05-21
雪が降り始めてから休止中だった、自転車通勤を再開した。
去年の11月から休止していたわけだから、ほぼ半年ほど休んでいたことになる。
本当は雪解けすぐに再開しようと思っていたのだが、体調が優れなかったり、花粉症の症状が出たり(これも体調が優れないことに入るか)、急に寒い日が続いたりで、なかなか再開するキッカケが掴めなかったのだ。
だが先日このブログでも書いたとおり、久しぶりに自転車に乗ったことで、「そろそろ始めるか」という気持ちに変わったのだ。
休止している間に引っ越しをした。
今度は自宅から仕事場までが近く、しかも起伏がまったくない。
だから寄り道せずに走っていると、のんびり走っても20分もあれば到着してしまう。気合いを入れて目一杯ペダルを踏めば、たぶん15分を切るだろう・・・と思っていたのだが、意外に時間が掛かる。
これは街中は交通量が多いことと、信号待ちが多いためだ。距離に時間が比例しないことに、走ってみて気が付いた。
札幌の中心部は、ここ数年急に「歩車分離信号」が増えた。
ご存じない方に簡単に説明すると、車両と歩行者を完全に分離して道路を横断する方式のことだ。有名なところでは東京の渋谷駅前のスクランブル交差点などがそれだ。で、この歩車分離式の信号機がいつの間にかやたらと増えているのだ。
ご存じのように札幌の中心部は碁盤の目に道路が作られている。
歩くスピードであればタイミング的にも待ち時間の影響は少ないのだが、自転車のスピードだと、タイミングが悪いと交差点ごとに長い待ち時間を強いられることになる。
自転車乗車時に、「歩行者信号が青のときは"歩行者"に、赤のときは"車"に」と気持ちを切り替えればいいのだろうが(本来は車と同じで良いはずなんだけど)、周りの人や車が自転車をどちらに認識してくれるか解らないので、交差点の横断は普通以上に注意が必要となる。
右左折するトラックに歩行者が巻き込まれるなどの事故もかつては多かったから、この「歩車分離式信号」の導入は「進化」と捉えるべきなんだろうな・・・。
まあ、確かに「朝の5分」は貴重だが、その5分を争うような通勤スタイルに自転車はそぐわないとも思う。
のんびり、ゆったり、楽しく、安全に、今年も自転車通勤を続けて行くことにしよう。
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